焦りながらだらだら

火傷してもいいから書かなきゃと、リハビリになるのかもわからない文章を書きます

女1人ドイツ旅 その2

枕がかわると眠れない人がいますよね。私はわりとどこでも寝られるのですが、やっぱり何度か目が覚めてはしまいます。

カーテンの隙間からうっすら外が見えるのですが、何度起きて見てもずーっと暗い。流石におかしくないか?と時間を確認すると5時。昨夜は21時就寝で、睡眠時間的にはバッチリだったのでそのまま起きることにしました。

カーテンを開けると夜中かっていうくらい真っ暗でした。あまり深く考えていませんでしたが、日本とドイツじゃ日の出が同じなわけがないんですよね…。

 

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朝ごはんはバイキングです。ゴマがのった固めのパンとクロワッサン。しょっぱいサラミとハム。オレンジジュースとヨーグルトです。
普通においしかったです!ハムとかはしょっぱいので、多分セルフサンドイッチをしたらもっとおいしく食べれたんだろうなーと思います。
ヨーグルトはソースかければよかったのにこのまま食べました。普通にすっぱい。(緊張しすぎて量が全く食べられませんでした…もっと食べたかった)

さて、日本だと朝食付きプランはチェックインのときに「朝食券」みたいなものを貰うことが多いと思います。ふと、「そういえば何も貰ってないけどどうやって朝食付きプランだと区別するんだろう」と起き抜けの頭をフル回転させて携帯で調べまくりました。
が、結局解決策はわからず、何か言われたら日本語でもいいから主張しまくろう…とドキドキしながらレストランに。
そしたらにこにこしたホテルのお姉さんがいました。

 

「Good moning!What's your room number?」

 

あ!そういう形式なんだー!
来たお客さん一人一人に部屋番号を聞いてチェックしているようでした。あまりに緊張してたせいかお姉さんに聞き直されながら部屋番号を伝えられました。流石にこれぐらいならなんとかね…。
やっぱり日本人1人って珍しいのか、すでにご飯を食べてた他のお客さんたちにすっごいジロジロ見られました。なんだか無性に恥ずかしかったです。
この時点で7時ぐらいでしたがまだまだ外は暗いです。

 

到着日は夜遅かったので電車でホテル最寄り駅まで行きましたが、今日はせっかくなので中央駅まで歩いてみよう!ということで、8時にホテルを出発しました。ようやく空も白んできていて、ちらほら出勤中らしき人がいました。

ホテルを出て数分、並木道を歩いていたら、少し先の木の根元で何かがもぞもぞ動いてました。なんと、野リスが!!!!初めてリスを見たので大変興奮したのですが、写真はすっかり撮り忘れました。リスって意外と大きいんですね…人が近づいてもほとんど逃げませんでした。
ミュンヘンに来て驚くことはたくさんあるだろうなと思っていましたが、まさかリスで驚くとは思ってなかったです。

街中は道路も建物もすべてが大きかったです。それしか言えないです。スケールが違う。日本は狭いところに建物とかがぎゅっと詰め込まれた感じですが、ミュンヘンはどこもかしこも広々としていました。建物も縦に高いというよりは、横に大きいという印象です。

おのぼりさんよろしく、街中を眺めながら歩いていましたが、なんだか一向に駅が見えてきません。ホテルから中央駅までは徒歩で40分くらい。ちなみに地図はざっくりとしか確認せず、ほぼ1本道なので大丈夫だろ!と調子乗ってましたが見事に道に迷っていそうな予感です。
おとなしく人に聞けばいいのに、スーツをきて駅に向かいそうな人を見つけてはついていくというギャンブルをしてました。
ただ、ミュンヘン中央駅は本当に大きいですし、多くの線路が集まってるところでもあります。よく観察してると線路が見えてくるので、それを追っていけばなんとか着けちゃったりするかもしれないです。結局、1時間くらいで駅に到着しました。
 

ミュンヘン市内観光バスツアー

私が参加したのは2階建てのバスで観光!と謳ったバスツアーです。日本にいるときにミュンヘン市内の乗降自由の1日観光バスチケットを購入していまして、それの始発バス停は中央駅の前にあるカールシュタット(デパート)前です。
なんとこのバス、日本語解説がありました。乗るときに運転手さんに「イヤホンいる?」「中国人?日本人?」と聞かれました。日本語だと伝えると「じゃあ座席にダイヤルあるからそれをこの番号に合わせてね!」的なことを言われたと思います。

座席には前の背もたれに機械がついていて、番号が書いてありました。言われた番号に合わせましたが、流れてきたのは中国語。違うじゃん!とカチカチいじっていると、全然違う番号で日本語が流れてきました。たまにアラビア語だかなんだかわからない言語になったりしました。機械が悪いのかな?
多分、乗るときに申告しないと流れてこないかもしれないです。(帰りのバスでは何も言わなかったら日本語はどの番号にもありませんでした)

マップに合わせて名所名所で解説が入る仕組みです。一度も下りずにずーっと乗っていると短いコースで30分くらいだったと思います。

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f:id:sgnn77:20151104222639j:plain f:id:sgnn77:20151104223050j:plain カールス門近くの玩具店

 

 さて、途中ニンフェンブルグ城で降りました。やっぱりお城見ないとですね!市内からそんなに離れてるわけではないのですが、敷地が広いので物凄く寒いです!!!

f:id:sgnn77:20151104223700j:plain 正面左側工事中でした。

f:id:sgnn77:20151104223816j:plain 中庭側。

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もうとにかく寒い!!!!

こんな寒い中でもベビーカー押してお散歩してる人とか、ランニングしてる人いました。

その後はドイツにいるのに英国庭園を見に行きました。あそこもどえらい広いです。乗馬専用通路があって、なんと、標識もありました。実際乗馬してる女の子が目の前を通過していきまして、大層かっこよかったです。公園で乗馬してるだけなのに物凄く聡明そうに見えますマジック。
途中で雨が降ってきてしまったので散策は中断して中央駅に戻りました。

 

ミュンヘンといえばマリエン広場!時間もまだまだあるので今度は中心地です。

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この写真、マリエン広場にあるペーター教会の塔からなのですが天気が良ければもっと綺麗に見えるんだろうな~。
この後早々お土産を見に行ったり、街中で演奏してる人たちを見たり、プレッツェル買って食べたりしてました。立ち食いは普通みたいです。

 

f:id:sgnn77:20151104230157j:plain 見事にぶれる

こちら夜ごはんということで「ヴァイセスブロイハウス」に行きました。なんとこちらのお店、日本語メニューがあるんです。頼めば持ってきてくれました。
特製5種ソーセージ盛と塩茹でジャガイモ、下にはたっぷりのザワークラウト(キャベツの漬物)。奥にはビールが苦手な私でも美味しい!と思ったラドラー(レモネードで割ったビール)です!うん、ぬるい!
あまり夜までウロウロしたくなかったので早めの17時だったのですがすでにお店は満席並みに混んでました。

実はこの店に入るまで、30分ほどかかってます。並んだとかではなく、単純にお店に入る勇気がなかったからです。しかも1回扉開けたあと、どうしていいのかわからず思わず逃げました。(すっごい失礼)

日本と違って、店員さんが案内してくれるわけではないビアホール。自分で席に座って、注文…という流れと頭には入れてました。ただ、扉を開けた瞬間、眼前にはオール外国人(当たり前)、「なんだコイツ」という目で見られている気がする緊張感、1人でどうしたらいいのかわからなくなってしまったということで逃げた。

30分間ぐるぐる店の周囲を歩き、ようやく店に入れたという感じです。扉すぐの相席必至の丸テーブルにおじいさんが座っていたので、なけなしの英語力で座っていいですかと聞き、なんとか席につけました。
しっかりマナーとかは見てきたつもりでしたが、実際私の注文の仕方とか、店員さんの呼び方とか、あっていたかは全く分かりません。もしかしたら失礼なことしてたかも…と青くなったりしましたが、こちとら旅行者なので多少は大目に見てくれと、最後は思考放棄しました。
写真じゃわかりにくいですが、到底一人では食べきれず、お腹がはち切れそうでした。でも美味しかったです。ビールが進む~

 

 

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英国庭園傍になぜかヘビの像がいたので思わずパシャリ。
下は帰りに満腹のはずなのに買ってしまったチョコマフィン。添加物というか日本のチョコじゃない味がしました。カプチーノ必須。