焦りながらだらだら

火傷してもいいから書かなきゃと、リハビリになるのかもわからない文章を書きます

経験すると一目瞭然

短い期間ではあったけど、それなりの場所で接客してきた身から言うと、思ってる以上に人の顔はわかりやすいです。
あ、お客さんのことではなくて、店員側。

 
誰だって気持ちよく接客されたいでしょう。私の場合はお客さんをまるで貴族のように扱うのが好きでした。ゴマスリではなくて、敬愛(本当はしてない)従順(本当はしてない)の意を表する形。
でも私も人間なので、その日の気分とか、ムカつく客とかいるわけです。
 
そうするとみるみるうちに敬愛のけの字もなくなって、自分でも気づかない内に仏頂面してるのです。仏頂面じゃなくても、わざわざわかりきったことをハッキリと聞き返したり、威圧的な笑顔浮かべたり、思い返せば顔全体で面倒臭いを表現してた気がします。
 
 
なんでこんなことを思い出したかというと、先日焼肉を食べに行きまして、1人を除いた店員さんが見事に私と同じ表情をしてたんです。いや、もしかしたら元から仏頂面なのかもしれないですが、あー、きっとめんどくさいとか思ってるんだろうなーとひしひしと感じてましたよ。
 
私含め、焼肉に行く面子は酒<肉の人種なので、「食べ放題、水ピッチャーで」とか頼んでしまうし。単価の高い酒と違って、食べ放題、しかも一番安いコース。ひたすら肉を頼み続け、飲み物は各自で済ませてしまう。この時点で私のテーブルのお会計は決まってしまっています。それ以上の利益が出ない客に、へこへこしたって仕方がない…そう思うのもしょうがないですね。実際私も思ったことあるし。
  
しかし!そんなことを言ってたら接客なんて勤まらねーんですよ!
 
嫌なことでもにこにこしながら外国人張りに「ハイソウデスネ」とか「ハイヨロコンデー!」とか言わなきゃいけないと思うんです。
少しハーフっぽいお姉さんだけはにこにこしてくれてたので、他の店員さんとの差がものすごくわかりやすかったです。ハーフ顔はちょっと笑うだけで3割増しに可愛いのでなんとも言えませんが。
接客してるときは案外気にしないんですよ。少しでも面倒だと早く帰らないかなーとかそんな失礼なことも考えてしまってるんです。でも、それはお客さんには確実に伝わってるんだなって、自分が客立場になると痛感しました。
 
本当に面倒くさい客は全店員からぞんざいに扱われるので気を付けましょう。